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うん、今ね、ちょっといないのよ。


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そうなんです。

今、ラムは娘の部屋にいます。

ちょーっと気になることがあって(発情関係で)
少しの間、軽いストレス対策で強制収容中です。

でね、例えばセラの鳴き声が響くと
向こうからラムが「ピィ!!!」と鳴く。

ラムが「ピィ!!!」と鳴けば、
セラが気づいて鳴く。

なのでお互い、2枚の扉を挟んで

「ピィ!!!」「ピィ!!!」
と呼び鳴きをしているわけです。

その様子を見ていた娘が

「ロミオとジュリエットじゃん」

って言ったんですが、

ええぇ~~ラムとセラがロミオとジュリエットって
なんか嫌。

なんかすごく嫌ー。


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特にセラがラムのことを気にして
向こうに行きたがるんですよね。


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仕方がない…ロミオがそう言うなら…

と、娘の部屋へ。

はい、ご対面~~~~


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え…ジュリエット……?


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全然ロミオとジュリエットじゃなかった。

(なんだかホッとした)


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扉を開けるも


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じとーっとこちらを見るだけのラム。


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そ…そこにセラくんがいるからじゃないかなぁ…

とは思っていても言えない。


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(やっぱり…)


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えーとセラくん、せめて少しだけ横に寄ろうか。

というわけで、ようやく


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え?


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あ…! 危な…っ!!


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(ロミオが応戦した…!!)


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あ~はいはい、

ジュリエット…じゃなかったラムおいで。


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…ラムにとってのロミオは

私だった。